
■大震災とソーシャルメディア その4 公式リツイート
at 2011/3/24 15:00:00
■公式リツイートが、情報をもっと多くの人に
震災から2~3日経った頃だろうか、ツイッターからアナウンスが流れた。リツイートは公式リツイートを使ってと。
公式リツイートについて知らない方も多いと思うので、ちょっと説明しておこう。
もともと、ツイッターにはリツイートという機能は存在しなかった。利用者同士の使い方のルールによって、他人の発言を引用しつつ自分の意見を書く方法として、また自分のフォロワーに知り得た情報を知らせるためにリツイートが登場した。つまり、リツイートは自然発生的に出てきたのである。「発言元はこの人で、それに対して私の意見をつけて発言する」これが、リツイートの原型だ。
【絵を挿入!】
ただし問題も起きる。ツイッターは140文字でしか発言できないので、リツイートを何度か繰り返すとIDばかりになり、何を話しているのかわからなくなる。そして、相手の発言の主旨だって変えることができる。そこで登場したのが公式リツイート。これは他人のつぶやきをそのままリツイートして自分のフォロワーに伝えることができる。
しかしこれは導入されたときに非常に評判が悪かった。自分の意見が書けない事、そのため、特にビジネスツールとして使っている人にとっては、自分のIDを広めてフォロワーを増やしたいのに自分のIDがわかりにくくなってしまうなど、いろいろな理由から嫌われていた。私自身も今回の大震災で使うまで、数度しか公式リツイートは使ったことがなかった。使う時はというと、宣伝してあげたいツイートで140文字ぎりぎりに書かれていた場合、内容を編集するのが面倒なときに限られていた。
ただ、今回の大震災での情報の流れを見ていて、これは公式リツイートが適切だと思って、途中から公式リツイートに切り替えた。理由は、私は登場しなくても良いこと。発言の内容だけを広めたいから。
そして、公式リツイートのメリットもみえてきた。一つはシステム側の負荷が減ること。(これは、難しいので説明を省く^^)もう一つは、「間違いだと思った時」や「情報が変わった時」、「その情報が役目を終えた時」に発信者が自分の発言を消すことで、公式リツイートしたものに関してはタイムラインから消すことができるようになる。つまり災害情報の発信としては適していたのだ。
うわ、その4でも終わらなかった。 つづく。。。。
リツイートってこんな感じの広がり方。

■大震災とソーシャルメディア その5 ブログ・WEBサイトそして、フェイスブック(予定)
■大震災とソーシャルメディア その6 その他・雑感(予定)
===============
コミュニケーションブログ COMLOG https://www.com
中小企業向け コムログクラウド https://cloud.c
福岡ショップ情報局 http://fukuoka.
===============

- コメント (0)
- トラックバック (0)
- トラックバックURL : http://www.i-hive.co.jp/tb.cgi/799