
■大震災とソーシャルメディア その3 チェーンメールか、リツイートか?
at 2011/3/24 09:00:00
■チェーンメールの発生源 そして、その問題点
ツイッターから情報を得て、メールなどへ流す人がいる。そして、そこがニュースソースとなって発信されると、後のツイッターでの修正や指摘は流れずに、混乱の元になる。いわゆるチェーンメールの発生だ。
もちろん、ツイッターだけではない。テレビを見ていて、世間話をしていて、いろいろな情報源からチェーンメールは発生する。
チェーンメールについては前回記事を書いているので、ここでは省略させて頂くが、どんなにメールの内容が正しくても転送を促すメールは絶対にNGだということだ。つまりメールという通信ツールは、個人同士のやりとりにこそ向いている。と再認識した。
■リツイートは、情報を拡散させる。
しばらくツイッター上では、交通機関の運行状況や被災地での現状、義援金の情報、励ます言葉、心配する言葉が大量に溢れ、良い情報と思った事を皆それぞれリツイートしていた。被災地からは、「テレビの情報だけでは暗くなってしまう。絶望的になってしまう。そんな中ツイッターに励まされた」というつぶやきも多く見られた。これは、一対多のメディアとしての活用だ。ソーシャルメディアとしてのツイッターを考えると、わかると思う。誰か一人に向かっての情報発信ではなく、多くの人に見てもらう事が重要だという時にこそ、ツイッターが威力を発揮する。
それが大事な情報ではなく、どうでもいい冗談の情報でも一緒だ。
これを見てこの情報を活用してほしい。これを見て一緒に心配したい。これを見て一緒に笑いたい。これを見て一緒に怒りたい。それが情報を発信する
これこそメディアと言っていいのかもしれない。(と書きながら思った。)たしかに、テレビも新聞も、その通りだ。
また、ツイッターの中で、「日本における災害時の対応」や、初日こそ少なかったが、
次の日からは「頑張ろう。とくに災害にあってない地域こそ自粛ではなく頑張って経済活動をして行こう。」という書き込みが多く発せられた。
災害にあった時の海外との比較も頻繁にされた。これはテレビではわからない情報だったし、それを見て私自身日本人でよかった、日本に生まれてよかったと思った。
NHKを見ていても、ツイッターを参考にして災害情報を流しているのでは?と思われる所も多々あった。政府会見の手話対応、手話の映し方、日本語がわからない人への対応。などなど
ちなみにツイッターってこんな感じ

大量に流れるつぶやきを自分が気に入ったのだけに反応したり、拾いあげて自分の支流に流す。(あくまでも私のイメージです。)
なかなか終わらないから、つづく。。。
■大震災とソーシャルメディア その5 ブログ・WEBサイトそして、フェイスブック(予定)
■大震災とソーシャルメディア その6 その他・雑感(予定)
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