イーハイブ平井のCOMLOG日記
おまけソーシャルメディア時代のSEO その3 「検索エンジンの評価基準は?」

at 2012/1/24 09:00:00
おまけソーシャルメディア時代のSEO

検索エンジンの評価は、

☆更新頻度
☆新しい情報
☆関連キーワードテキスト
☆データ量(ある程度の情報量)
☆被リンク

ということでしたが、細かく見て行きましょう。

【更新頻度】

 どのくらいの頻度で更新されているかです。
もちろん検索エンジンがどのくらいの時間を区切って比較しているかはわかりませんが、
10年間も放置されたホームページと月に一度は更新されているホームページと
どちらのほうが価値がありそうか、わかりますよね。

 更新頻度が高いほうが、メンテナンスが行き届いているので良いサイトだろうと判断されます。


【新しい情報】

 全く同じ内容だったとしても、検索エンジンは、内容を見て判断しません。
全く同じ内容だった場合は、新しい情報のほうを良いページとして認識します。

10年前のページと昨日書かれたページだったら、10年間放置されたページの情報は
価格の変更や仕様の変更など変わっている可能性が高いですが、
昨日書かれたページは、昨日の時点では正しいはずですよね。

したがって、時間の若い方を良いページだろうと判断します。

ここで注意しておきますが、必ずしも若いページが上に来ますと言っているわけではありません。
他の要因をミックスして出していますので、あくまでもひとつの基準だと思ってください。

【関連キーワード・テキスト】

 皆さんが検索エンジンを利用されるときは、GoogleやYahooの四角い窓にテキスト(文字)を入れますよね。
基本的には、そのテキストが含まれるホームページを探して表示してくれるのが、検索エンジンです。
したがって、検索して欲しいテキストが入っていないとまず検索に引っかかりません。

よくあるホームページですが、全面画像や全面Flashなどのサイトはテキスト(文字情報)が殆ど無いため
引っかかりにくいんです。

よく大手企業が全面Flashのかっこいいホームページを作られていますよね。
私達のホームページ制作会社にも、そういう要望が多いです。
あそこの会社のような動きのあるかっこいいFlashのホームページを作って欲しいと。

でも、ちょっと待ってください!

大企業さんはイメージ戦略 会社名で検索されることも多いので検索エンジン対策などほとんど必要がないんです。
つまり検索エンジンは、会社名での検索であればほど1ページ目に来るはずです。

しかし皆さんの会社は、誰でが会社名を知っている会社でしょうか?
100人中100人が知っているもしくはすぐに思い出せる会社でしょうか?

おそらく殆どの方は違うと思います。

つまりかっこいいホームページよりも、探して来てもらえるホームページを作る必要があるのです。

したがって、Flashだけでなく、全面画像のホームページも同じ事です。

どれだけテキストが書かれているか、また重要な単語は何度も出てくるはずです。
その出現率によって、検索エンジンは、このサイトはこんなキーワードに強いと認識します。


【データ量】

 たとえば参考書を買いに本屋さんに行ったとします。
同じ値段で5ページしかない参考書と500ページある参考書が並んでいました。
皆さんはどちらを買いますか?

もちろん内容見ないとわからないよとか、5ページのほうが簡潔にまとめられていて
わかりやすいかもと思うかもしれません。
でも、どちらにしても、中身を分析しないと判断できないということになりますよね。

検索エンジンは何度も言いますが、人ではないので内容を読み良し悪しを判断できません。
したがって、数値で判断しているわけです。だから外見だけの情報から判断すると

そうです。分厚いほうが情報がたくさん載ってそうですよね。

データ量が多いほうが情報が沢山有りそうだという判断をします。

【被リンク】

 リンクとは、ホームページ内にテキストや画像などで違うページやサイトへ誘導するための仕掛けです。
簡単に言うとマウスでクリックすると違うページに飛んでいくっていうのもです。

さて、先ほどのデータ量の話をもう一度すると、数多くのページが存在する方が、
検索エンジンにとっては、良い評価をもらえるという話をしましたが、
ただ単にページが存在していればいいのではなく、
きちんと体系づけられたページ構成の必要があります。
前後のページへのリンクや、カテゴリページへのリンク、トップページヘのリンクなど
リンクをきちんと貼っておく必要があります。

そうするとどういうことが起こるかというと、重要なページほどリンクを受けている数
(他のページからリンクを貼られている数)が多くなります。
つまりトップページは、すべてのページから「トップへ戻る」や「トップページヘ」という
リンクが存在して、リンクを受けている数は一番多くなります。
作ったばかりのページや、ひとつの記事としてのページは、必然的にリンクが少なくなります。

この受けているリンクの数も数えることができるので、検索エンジンはこの数を使って、
サイトの中のページのランクを決めています。

さて、これがインターネット全体にも言えるのが、非リンクの数です。

有名なサイトやみんなが参考にしているホームページにはたくさんのリンクが集まってますよね。
そして、まだできたばかりのホームページには、リンクが殆ど集まって無いと思います。

つまりこのリンクの数は世の皆さんが気になっている参考にしているページの数値ということになります。

もちろん他にもたくさんの基準はありますが、自分たちで制御できる大きなところは
こんなところです。


シリーズ「読み、書き、そろばん、ソーシャルメディア(仮)

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