
その5「そもそも、ソーシャルメディアとは?マスメディアとは?」 読み書きそろばんソーシャルメディア(仮)
at 2011/12/17 09:00:00
そもそも、マスメディアとソーシャルメディアって?

マスメディアとは、特定少数の発信者から、一方的に不特定多数へ向けての情報を伝達するメディアです。
マスメディアの代表としては、テレビ・ラジオなどの放送局、新聞社、書籍・雑誌などの出版社がありますよね。
とくに広告宣伝といった目線で見るとテレビ、ラジオのコマーシャルや、新聞の広告や折込チラシになると思います。
さて、最近テレビコマーシャルが減っていることにお気づきですか?
逆にテレビ局自身の番組宣伝が増えているいます。今日の夜の番組宣伝や明日のテレビ番組宣伝などです。
またトヨタやホンダのコマーシャルなど超一流大手のコマーシャルはよく見られると思いますが、
トヨタやホンダのディーラーのコマーシャルは以前に比べて激減しているようにおもいませんか?
つまりテレビコマーシャルといった利用方法は、企業のイメージコマーシャルとしてはとても有効ですが、
商品を買ってもらう来店してもらうといった場合のコマーシャルの費用対効果が小さくなってきています。
そこで、このディーラーやスーパーがどこに宣伝を求めているかというと、新聞折込チラシが考えられます。
毎日のように折込チラシが入っていますよね、
ただ、これも新聞の購読数を考えると、かなり影響力が少なくなってきます。
NHKの調査によると、新聞を読んでいる割合は年々減って来ていて 平均40%前後だそうです。

NHK放送文化研究所「2010年国民生活時間調査報告書」(2011年2月23日)
年代別に見ても、50代が50%、40代が40%と年齢に近い割合になっています。
1995年と比べると30代40代では、20ポイント以上も下がっています。
中でも若い世代に向けた商品のチラシは、どんなにチラシを配っても届かないことになります。
30代向けにマンションを建てて、チラシを作って新聞に折り込んでも、30%以下にしか届かないことになります。
NHKの発表は、あくまでも新聞を読んでいる率ですが、新聞を家にとっている率自体も50%を切っていると思います。
毎回セミナーの時に、「新聞をとっている方は手を上げてください」と問いかけるのですが、
ほぼ半数しか手が上がりません。 10名近くのセミナーでも、0という時が時々あるくらいです。
逆に今までで、7割を超えたのは、1回しかありません。(ちなみに年間100回のセミナーのうちです。)
それだけ新聞などへの広告や折込チラシが閲覧されにくくなっているのです。
ちなみに新聞協会発表の発行部数は、一世帯あたり0.95部のという統計ですが、
発行部数をすべて届けているわけではないでしょうし、
複数の新聞をとっている会社も多くあるでしょうし
基本的には、やはり50%ぐらいではないかなと思います。
新聞協会発表
ソーシャルメディアとは、不特定多数の発信者である個人・利用者から、
多方向に不特定多数に向けての情報を伝達するメディアです。
ソーシャルメディアという言葉は、ツイッターやFacebookからよく使われるようになったが、
上記の定義で行けば、ホームページもブログも、ソーシャルメディアということになりますね。
個人からまたは小さな会社からも、情報発信ができて、多くの人に届く可能性があるそんなツールではないでしょうか。
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