なぜ今、中国なのか？ その３「中華人民共和国」
at 2012/2/08 11:49:30
中国は、正式名称「中華人民共和国」で1949年に中国共産党によって建国された社会主義国家です。
面積は、ロシア、カナダに続き世界第３の大きさ、人口は１３億人を超え言わずと知れた世界最大の人口を擁する国家です。
中華人民共和国としての歴史は、７０年ほどしかありませんが、中国本土の歴史は３０００年とも４０００年とも言われています。
現在中国はGNPで日本を抜きアメリカに次ぐ第二位の経済国家となっています。
そこで、日本との関係を見ると安い労働力を求めて日系企業が進出し、
日本向けの工業製品や衣料品、雑貨などの工場としてみている事が多くなっていると思います。
しかし、着実に技術が身につき、品質も上がってきております。
そういえば、むかーしむかしこんなことを伝え聞いたのを覚えていないでしょうか？
「日本製品は質が悪い 安かろう 悪かろうだ！」と
１９５０年代のことです。その当時は、メイドインジャパンといえば品質が悪いことの代名詞でした。
その後、アメリカの工場となって作り続けていた時代があったのです。
それから十数年後には、日本製品が欧米の製品と競争できるようになり、昨今では、メイドインジャパンが
高性能、高品質を意味するようになりました。
その間に、アメリカは、ヨーロッパは、何をしてきたか、安い工場として日本を利用して、
利益をあげようと思ってバカにしていたところ飼い犬に足を噛まれた状況とは言えないだろうか？
同じように日本を含め先進国が、中国に対して同様の扱いをしているように感じます。
つまりこのまま中国の製品は質は悪いけど、安いからいいや。作らしておこうといっていると
同じことが起きるかもしれません。
ではどうすればよいか、「すいません。私は答えを持ち合わせていません」が、
中国の企業・技術と共に歩むしかないのではないかと思います。
アメリカの脅威に怯え、中国の脅威に怯えていても、人口減少が始まった日本で、
次のステップが見えてこないと思います。
中国製の商品をOEMで、資材としてと考えていましたが、やはり着実に技術は上がってきております。
ただ、やはり文化の違いもあるでしょうが、日本のように品質第一にまだなっていないのも確かです。
とりあえず安く商品を売りだして、売れてきたら考えればいい。売れなければやめればいい。と
日本でも小さな会社にありがちですが、やはり日本の流通・販売を利用しようとすると
保証や返品、安全性の面で取り扱ってもらえない可能性があります。
また、デザインに関しても、「ただ動けばいい」から、「持っていてかっこいい」にならないと、
日本では売れません。
この品質・デザインなどの考え方が日本へアピールすることで理解してもらえるのではないかと思っています。
そのお手伝いとしてＷＥＢでの告知ＰＲが出来ればということを考えています。
もちろん、親会社の物流・販売も併せてお手伝いできると思います。
中国ブランドでの日本販売が成功すれば、日本で品質が認められたということになり、
日本だけでなくアメリカヨーロッパでの販売もできるとおもいますし、
中国本土ので箔もつくのではないかと思っております。
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シリーズ ■ なぜ今、中国なのか？
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