
その18「今頃Facebook?4 」 読み、書き、そろばん、ソーシャルメディア(仮)
at 2012/1/10 09:00:00

皆さんが一番気になっていて、ビジネスに一番使えるとおもわれている
Facebookページ(旧ファンページ)だとおもいます。
アメリカや海外で、こんな使われ方をして売上が上がりました!問い合わせが増えました!
とか聞くと、自分たちもと考えがちですが、
残念ながら日本ではあまり役に立ってません。
ファンページは、もともとは会社・ブランド・有名人などのファンが集う所で、
商品についての感想や意見などを話しあったりするところです。
会社としての情報発信をする場ではありません。それは、本来ブログやホームページで行うものです。
しかし日本のFacebookページ(旧ファンページ)を見てみると
企業からの一方的な情報発信に終始している所が多いのが現状です。
ただ、これも無理からぬ所があります。
なぜアメリカで成功しているのか、それは、
アメリカでは全人口の二人に一人、50%の方がFacebookを利用していますが、
日本での利用率は、わずか4%ぐらいしかいないからです。
インターネット人口と比較しても、アメリカ63.7%、日本5.3%なのです。

参考:Facebookユーザーの各国対人口比などをグラフ化してみる(2011年12月版)
つまりアメリカでは、多くの一般人がFacebookを使っていると思われますが、
日本の場合はビジネスユース的に利用している人が多いので、
一般のユーザーの動きとは多少違うケースが多いのでしょう。
つまり自分の情報発信として使っている人が多く
情報を探したり、旧友や友達とコミュニケーションを取りたい人がまだ少ないためだと思います。
もちろんユーザーが増えてくれば、アメリカの事例を参考にできると思われますが、
まだまだ利用者構成が違うということを頭に入れておいて欲しいと思います。
じゃあ、全く役に立たないかというと、そうでもありません。
検索エンジン対策(SEO)としてFacebook内にページを持つことは意味があります。
被リンクを増やすということにもつながります。
他には、Facebookページで情報発信することで、いいね!を押していただいたユーザーにはその情報が届いて、
口コミの始点となることもあるでしょう。
とはいえ、あまり大きく期待せずに利用される方が良いと思います。
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