
社内ブログと社内SNSと同様に扱われることがあります。同じようにも使えますし、同種のシステムであることも確かです。ただ、私は次のように考えています。
SNSとは、個人の付き合いを広げるもので、多種多様な大多数の中で、グループを作ることに意味があります。したがって、1万人を超えたSNS内では、い ろいろなコミュニティが発生し、大学時代の同級生、高校時代の同級生、もしかすると、小学生時代の同級生にも出会えます。ITが得意な人不得意な人がまだ はっきり分かれる私の世代でも。田舎があって、都会で仕事をしている人にとっても、仕事の仲間、そして、ふるさとの仲間に偶然出会えるのが、SNSだと 思っています。
したがって、どんな人とも会うことができるSNSとしては、一つで十分ではないかと思っています。実際に、某SNSは、よ く覗いていますが、他の参加しているSNSは、ほとんど見に行くことがありません。なぜなら、情報が少ないからです。わざわざ覗きに行っても、ほとんど更 新もされてないからです。それは、よく覗く方は、知人の人数が多いからもありますが、いろんなコミュニティが活性化しているからもあるでしょう。
しかし、少人数せいぜい数百人規模ぐらいまでのSNSは、ほとんど盛り上がらずに、アクセスする回数も少なくなりがちです。なぜか、それは、知人登録とい うしくみにあると思っています。少人数の中から、知人のみの情報がいるでしょうか?少人数の中からさらにグループを作る必要があるでしょうか?
私の書き込みが、知人登録されている人にしか、基本的には表示されないので知人が少ないと、いつ覗いても、同じ内容ということになります。
そこが、社内ブログ・グループブログは違っていると思います。
知人登録の申請をしなくても、みんな同じトップ画面から入室します。
そこには、グループ内全ての人の更新情報が、並んでいます。
隠すことなく、個人個人でコミュニティーを作って逃げ込むことなく、情報公開というかオープンに話し合えます。
SNSで、私がよく感じるのが、そのSNS内で一番今何がはやっているか、話題になっているかわかりにくいということです。みなさん、SNS全体で今何が 一番はやっているかわかりますか?ということです。自分の知人のはやっていることは手に取るようにわかりますが。全体的にははやっていることはわかりにく いのです。ただ、それは、1万人を超えるSNSであればいいのですが、数百人のグループでは、その今はやっている話題が一番重要になります。
たとえば社内SNS、同じ部署内や、同期だけではやっているものであれば、今までのコミュニケーションと変わりません。社内でどんなことが話題になってい るか、社内がどんな風に動いているかが、新人であろうと、ベテランであろうと、社長であろうと、わかるからこそ、いろいろなアイデアや気力がわいてくると 思います。だから、社内ブログをお勧めする理由でもあります。
会社全体が見える、そこから新しいコミュニケーションが生まれてくる。
新しいアイデアが生まれてくるのではないでしょうか?
コミュニケーションブログ:コムログ
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