イーハイブ30年。技術ではなく、人を見てきた。
「最近、AIを始めたんですね。」
そんなふうに言われることが増えました。
確かに2026年、イーハイブはAIを取り入れ、事業の進め方を大きく変えようとしています。
でも、自分の中では「AIを始めた」という感覚はあまりありません。
振り返ってみると、イーハイブは30年間ずっと同じことを繰り返してきた会社だったことに気付いたからです。
イーハイブの原点
1995年。
Windows95が発売され、「インターネット元年」と呼ばれた年にイーハイブは誕生しました。
ただ、起業のきっかけは「インターネットで何か大きなことをしよう」ではありません。
父が鍼灸院を営んでいて、「ホームページを作れば役に立つんじゃないか」と思ったことが始まりでした。
つまり、最初から見ていたのは技術ではなく、人の仕事でした。
それが、イーハイブの原点だったのかもしれません。
時代の変化とともに
30年間を振り返ると、時代ごとに取り組んできたことは変わっています。
1995年 ホームページ制作からスタート。
2000年頃 ブログシステムの開発に取り組みました。
2012年 『読み・書き・そろばん・ソーシャルメディア』を出版しました。
2015年 「すまっぽん!」の開発をスタートしました。
2026年 AIを前提とした働き方へ、大きく舵を切ろうとしています。
当時はホームページを更新すること自体が難しく、「これからは誰でも情報発信できる時代になる」と感じていました。
TwitterやFacebookが広がり、企業だけではなく、一人ひとりが情報発信する時代になっていきました。
そして、パソコン中心だった情報発信は、スマートフォン中心へ移り変わっていきます。
その流れの中で生まれたのが「すまっぽん!」でした。
飛びつかなかった技術もある
一方で、「次はこれだ」と言われながら取り組まなかった技術もたくさんあります。
セカンドライフ。
セカイカメラ。
室内3D。
ドローン。
メタバース。
どれも話題になりました。
室内3Dも話題になりました。
「これはすごいな」とは思いました。
でも、1部屋10万円ほどすると聞いて、「これは、うちのお客様にはまだ早いかな」と感じ、それ以上深く入りませんでした。
セカンドライフもセカイカメラも面白い発想でした。
ドローンもすごい技術です。
メタバースも未来を感じました。
でも、どれも小さな会社が日々の仕事の中で自然に使う姿が、まだ思い浮かびませんでした。
判断基準は変わっていなかった
こうして振り返ると、自分たちは流行を追いかけてきたわけではなかったことに気付きます。
いつも考えていたのは、このことでした。
ホームページもそう。
ブログもそう。
ソーシャルメディアもそう。
すまっぽん!もそう。
そしてAIも同じです。
AIを売りたいわけではありません。
小さな会社でも、地域のお店でも、「これなら使える」と思える形にして届けたい。
それがイーハイブの役割だと思っています。
技術ではなく、人を見る
技術はこれからも進化していきます。
AIの次にも、新しい技術は必ず生まれるでしょう。
そのたびに、「これからは〇〇の時代だ」と言われるかもしれません。
でも、イーハイブの判断基準は、おそらくこれからも変わりません。
この問いを大切にしながら、必要だと思えば取り入れる。
必要なければ無理に追いかけない。
30年前、小さな仕事の役に立てばと思って始めた会社は、今も同じことを考えています。
技術は変わっても、見ているのはいつも人。
イーハイブは、これからも最新技術を追いかける会社ではありません。
小さな会社や地域のお店が、「これなら使える」と思える仕組みをつくり続ける会社でありたい。
AIも、そのための一つの手段です。
技術が変わっても、人を見続ける。
それが、30年間変わらないイーハイブの想いです。